shoengineer’s blog

未経験からのエンジニア転職、プログラミング学習をサポートしています。

未経験からのエンジニア転職:ポートフォリオの重要性

未経験からのエンジニア転職:ポートフォリオの重要性

はじめに

※未経験から独学でエンジニア転職を検討されている方向けの記事です。

転職支援のあるスクールやコミュニティに参加していらっしゃる場合は、既知である可能性がありますので、ご了承ください。

 

未経験からエンジニアに転職する為には、現状の自分のスキルや学習成果をアピールすることが必要です。

 

その為に、ポートフォリオを用意する必要があります。

 

ポートフォリオという言葉で括っておりますが、要はこれまでの取り組みを示せるものという意味合いです。

 

最近は転職活動における記事もたくさんあるため、用意しないということはあまり無いと思いますが、仮に何も用意しないで選考を始めようとしている場合は、ほぼ確実に内定には至りません。


稀に見せられるものが無かったり、書籍のサンプルプログラムを動かした程度で、それを見せる前提で転職活動を始めてしまう方がいらっしゃいます。


企業側の立場に立って考えてみて欲しいのですが、


「未経験ですが、エンジニアを目指して半年間勉強をしましたし、スクールにも通っていました!」


と話をされたところで、実際に作ったものを見れなければ、応募者が現状どの程度のレベルで、一体何が出来るのかを判断することが出来ません。
(スクールでポートフォリオを用意しないということはあり得ないと思いますが、、、)


何時間勉強した、どの程度の期間勉強したという話をするよりも、実際に自分で考えたものを開発し、それを実際に見せる方が何倍もアピールになりますし、採用側も判断しやすいです。

アイデア

また、学習においてもアウトプットすることは非常に大切です。


アウトプットして初めて遭遇する事象や、もっと勉強すべきことを把握できます。


なので、勉強を進めながら、頭の中で、こういうサイトやサービスを作ってみようかなとイメージしながら進めることをお勧めします。

 

具体的にアピールする方法として、ポートフォリオと共に GitHub などでコードを提示するとよりアピールしやすいと思います。


ポートフォリオは確実に必要です。

 

個人作品だけでなく、コミュニティや勉強会に参加して、チーム開発の経験を積みながら、提示できるものを開発するというのも良いと思います。

 

GitHub とは、プログラミングのコードを管理するためのサービスで、Web上で他者にコードを見てもらう事が出来ます。

(詳しくは検索してみてください)


GitHubまで用意出来れば、コードの共有が簡単なので、双方に取ってより良いと思います。

 

また、遭遇したエラーについて、解消するプロセスなどをまとめたブログ等も有用です。

 

アウトプットする姿勢があるとアピール出来ますし、これまで積み重ねてきた取り組みを見せることが出来ます。


これらを用意することで、自分の現状を適切に伝えることが出来ますので、しっかりと用意して転職活動を始めてください。

エンジニアへの転職で重要なポートフォリオを用意する上で大事な事

悩み

ポートフォリオで重要な事は、当然ながら自身のスキル・能力をアピール出来ているかビジネス視点が含まれているかということす。

 

インフラ、デザイナーなど、職種によって学んだ内容は異なりますので、アピールすべき内容はそれぞれの職種によって選択してください。

 

作品数は、特に決まりはないと考えています。

 

大事なポイントは、作品数ではありませんので、複数の作品を用意したとしても、似たような内容であったり、同じ機能・技術を使っているだけではあまり意味はありません。

 

例えば、Webエンジニアであれば、一つの作品でもフロントエンド・バックエンド・DB操作・外部連携など、多面的な能力をしっかりとアピールできる作品にすべきです。

 

私が採用担当者時代に、凄いなと思った作品というのは、しっかりとWebサービスとして稼働させ、それなりに売り上げやアクセス数などの実績を作っている作品です。

 

自分でサーバを構築し、ドメインを用意し、SSL化し、課金システムを導入し、等々、一つのサービスとして稼働させるために必要な内容を一通り実装し、そして、多少なりとも顧客がいるという状態です。

 

こういう方は、本当に一握りです。

 

本当に一握りですが、欲しい人材となる可能性が非常に高いです。

 

そこまで時間を掛けて未知なる領域にチャレンジし、努力し、取り組んでいるからこそ出来ることです。

 

個人で、プログラミング学習を始めて、ビジネス視点も持ちながらそこまで取り組んでいるのであれば、入社後にベテランエンジニアに囲まれながら様々な業務を行う事によって、一気に成長するのではと可能性を感じます。

 

企業は、ボランティアで未経験も含めてエンジニアを募集している訳ではありません。

 

ビジネスです。

 

ビジネスとして貢献できる人材と感じさせなければ、当然採用されません。

 

会社の成長に繋がらなければ意味が無いのです。

 

入社した後に、成長しない、やっぱりエンジニア向いてなかったと言ってすぐ退職する、そういう人材を採用したくないと思うのは当然です。

 

今のスキルだけを見せて、気に入ったら採用してくれないかなという思考では、まともな企業に入るチャンスは限りなく低いと思います。

 

ここまでの内容として、特に未経験の人は、ハードルが高いように感じますよね。

 

しかし、私はそこまでする必要があると思っています。

 

特に未経験なら尚更です。

 

有象無象のペライチのデモサイトを見ても、企業側が採用したい!となる可能性は限りなく低いです。

 

Webエンジニアを例にしましたが、デザイナーやインフラエンジニアなどの他の職種でも考え方は同じです。

 

知識が必要な職種であれば難易度の高い資格を取って貢献できることを示せます。

 

本当に自分の現状の知識、経験が、そういうアピールに繋がるのかを今一度考えてみて欲しいと思います。

もしポートフォリオが通用するか不安になったら

コーチング

どの程度まで作りこめば良いか、選考に出せるレベル感なのかが分からない方も多いと思います。

 

ポートフォリオをどこまでやれば良いかについて、具体的な何か数字であったり、基準というものはありません。

 

企業によって求められているレベル感も違いますし、技術も違います。

 

そういった時は、あまり悩むことに時間を掛けず、第三者に見てもらうことがお勧めです。

 

上記で例に挙げたような内容は、ともて難易度が高いです。

 

それを一人で全てやり切る必要はないと思います。

 

色々な人に助けを借り、学びを得ることも大事な事だと思います。

 

結果的に、自分の作品となれば良いのです。

 

迷っているようであれば、SNSでもココナラでもコミュニティに参加している経験者でも構いませんので、現役エンジニアや採用する側の経験がある人に一度見てもらった方が間違いなく良いと思います。

 

企業側の採用基準は、企業側によって変わりますので、○か×かを聞くことは難しいですが、率直な感想やアドバイスを貰えるだけでも、どう動くべきか考えられると思います。

 

ポートフォリオを用意することはとても大事ですが、目的は転職です。

 

ポートフォリオ以外にも企業研究や書類の作成など、他にも色々な準備が必要です。

 

どこまでやるべきかという悩みを延々考えても解決することは出来ませんし、時間を浪費しているだけになりますので、迷ったり不安であれば、相談したほうがメリットが大きいと思います。

 

私も相談を受け付けておりますし、同様の相談サービスであったり学習系のコミュニティ等があると思いますので、迷われているようであれば、是非一度どなたかに相談してみて欲しいと思います。

 

文系・未経験からエンジニア転職、悩み相談のります 文系・未経験からエンジニアになった私があなたの力になります!

 

何か不明点等があれば、上記サービス内のメッセージやコメント、DMにてご連絡下さい。

 

ありがとうございました。